Twitterツールを調べてみると、各社、色々なアピールがされていて「結局どれを選べばいいか分からない。同じ基準で評価されていれば考えやすいのに・・・」と感じました。
そこでTwitterツールを使ってどんなことをやりたいか19個のお悩みとそれに対応しているツールを分析し、その結果を元におススメベスト3を発表します。
《比較表》
SocialDog | コムニコ | つぶやきデスク | postmanager | 口コミ@係長 | Keywordmap for SNS | 片思いチェッカー | まちツイ | TweetDeck | Twitterアナリティクス | えごったー | icotile3 | ひすったー | whotwi | |
費用 | 980円/月~ | 50000円/月~ | 22000円/月~ | 1980円/月~ | 150000円/月~ | 問い合わせ | お問い合わせ | 無料 | 無料 | 無料 | 980円/月~ | 無料 | 無料 | 問い合わせ |
フォロワーの分類・管理 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
フォロワーのアクティブ率を明らかにしたい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |||||
フォロワーのエリアを知りたい | ◎ | |||||||||||||
フォロワーの興味関心を知りたい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
フォローやブロックを知りたい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
フォロワーの増減や継続率を知りたい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||
1週間・1カ月の予約投稿をしたい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
ハッシュタグを使った分析をしたい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||
ユーザーの口コミを知りたい | ◎ | |||||||||||||
競合のアカウントを分析したい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
自分の投稿を分析したい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
キャンペーンの抽選を簡単に行いたい | ◎ | ◎ | ||||||||||||
特定のキーワードに対する投稿を知りたい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
Slack等と連携したい | ◎ | |||||||||||||
3つ以上のアカウントを管理したい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
複数人で運用したい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
他のSNSとセットで運用したい | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||
広告の効果測定をしたい | ◎ | ◎ | ||||||||||||
DM一斉送信したい | ◎ |
以下から比較表のエクセルファイルをダウンロードできます。
迷ったらこれ!”Twitterツールおススメベスト3
Twitterのみ運用ならオールインワンのSocial Dog
socialdogはTwitterツールでNo.1のユーザー数を誇るオールインワンツールです。SEGA、GMO、KOKUYOなどの大手企業はもちろんのこと、個人で仕事をしているブロガーでもTwitterはSocialDogを使って運用している方がいます。
人気の理由は、予約投稿やツイートに対する反応分析、特定のキーワードのツイートのトラッキング、獲得したフォロワー分析など基本的なことが全てできるうえで、安いからです。
最も高級なビジネスプランでも14,800円/月であり、最もお手軽なライトプランに至っては980円/月から利用することができます。
※価格は年間契約の場合を表示しております
<プラン概要>
- Liteプラン<980円/月~>:個人で使うなら十分
- 予約投稿やキーワードのモニタリングが可能
- Proプラン<4,980円/月~>:フォロワー分析をしたいならこちら
- 予約投稿、キーワードモニタリングに加えて、フォロワーの獲得分析が可能
- Businessプラン<14,800円/月~>:企業ならこちら
- Proプランの内容に加えて、複数人での利用やツイート分析、ハッシュタグ分析が可能
Twitterに限定して運用を考えており、今までツールを使ったことがない方にはこちらがおススメです。
他のSNSも並行でマーケティングするならPostmanager
次にTwitterに加えて、他のSNSでもマーケティングをお考えならPostmanagerがおススメです。
なぜならPostmanagerは複数のSNSに対応しているツールの中で圧倒的に安いからです!
統合型のSNSツールは月10万円するような高級なものも多い中、Postmanagerはなんと月額1,980円~使用できます。対応SNSも6種類あり、主要なSNSにはほぼ対応しており、予約投稿や一括で複数のSNSへの投稿、複数のSNSを統合した分析など、統合管理ツールとしての十分な機能を持っております。
《Postmanager対応SNS》
- YouTube
- Googleビジネス
他にもRSSを連動させ、ブログや動画などのコンテンツを管理画面から投稿させることも可能です!
ちなみにこの機能でこの価格の理由ですが、Postmanagerはまだ新しいサービスであり、β版だからです。
動画など現在対応中の機能もありますが、今後、サービスが拡充していったりユーザーが増えていくと価格が上がる可能性もあるためもし複数SNSでのマーケティングを行うなら”今”Postmanagerの利用を開始しておくのが最もコスパがよいでしょう。
<Postmanagerのプラン概要>
- ベーシック<1,980円/月>:複数SNSでの投稿を楽に行いたいなら
- Twitter・Facebook・Instagramへの一括投稿、RSSを利用した連携投稿が可能
- スタンダード<4,980円/月>|投稿管理と統合分析まで行いたいなら
- Twitter、Facebook・Instagram・Pinterest・Youtubeへの一括投稿、Twitter・Instagramの分析、RSS連動による投稿機能が可能
- プレミアム<9,980円/月>|複数SNSの管理や効率化を図りたいなら
- Twitter・Facebook・Instagram・Pinterest・Youtube・Googleビジネスへの一括投稿、Twitter・Instagramの分析、オートメーション機能、RSS連動による投稿が可能
分析を徹底的にしたいなら口コミ@係長
3つ目はもしTwitter上でユーザーの反応を徹底的に分析したいなら口コミ@係長がおススメです。
口コミ@係長は、Twitter上の様々な口コミ・投稿を分析するソーシャルリスニングツールです。自社や商品の口コミ件数を調べたり、どんな言葉が一緒に使われているか(関連語)、誰がツイートしているかといった属性分析などが出来ます。
今までの2つのツールとの違いは、この分析の種類が豊富なことと、レポート画面がそれぞれに対して見やすく設計されていることです。
大量の情報を元に他の調査では見えなかったインサイトを発見したいと考えている方に有効です。
費用は15万円/月~となっています(初期費用別途)。※詳細お問合せ
Twitterツールを使う上での目的・悩み19個
ここまではおススメベスト3をご紹介してきました。上記の情報だけではまだ足りないという方向けに、本章ではTwitterツールを使ってできることをお悩み別に説明していきます!
<Twitterツールを使うお悩み19個>
- フォロワーの興味関心を知りたい
- フォローやブロックを知りたい
- フォロワーの増減や継続率を知りたい
- フォロワーのエリアを知りたい
- フォロワーのアクティブ率を明らかにしたい
- フォロワーの分類・管理をしたい
- 予約投稿をしたい
- ハッシュタグ分析をしたい
- ユーザーの口コミを知りたい
- 競合のアカウントを分析したい
- 投稿を分析したい
- キャンペーンの抽選を簡単に行いたい
- キーワードに対する投稿を知りたい
- Slack等と連携したい
- 3つ以上のアカウントを管理したい
- 複数人で運用したい
- 他のSNSとセットで運用したい
- 広告の効果測定をしたい
- DM一斉送信したい
フォロワーの興味関心を知りたい
フォロワーが自分たちの投稿以外にどんなことに興味を持っているか知っていますか?
もしフォロワーの興味関心を知ることが出来れば、自身の投稿をフォロワーの興味に紐づければよりエンゲージメントが高まります。
フォロワーが他にどんなことに興味があるかを知れば組み合わせた商品を作ることもできるかもしれません。
マーケティングにおいてペルソナを定義するというのが大事と言われますよね。そのペルソナを定義するうえで興味関心を知ることはとっても大切ですよね。こうした人はフォロワーの興味関心を知ることができるツールを使いましょう。
対応ツール
フォローやブロックを知りたい
フォローやブロックといった動向を知ることは直近のご自身のアカウントの運用戦略の効果を知るうえで非常に有効です。
今までどんな人にフォローされていたのか?それが最近の運用によりどう変わったのか?こういったことを知ることが出来れば、次の打ち手が見えてきます。
対応ツール
フォロワーの増減や継続率を知りたい
Twitterアカウントを運用するうえで、フォロワーの増減は常に気になってしまうものです。
ただし、これと同時に継続率も確認しておく必要があります。なぜなら一見フォロワーが増えているように見えていても、継続率が下がっていると、見かけ上の施策に反応しただけで、ファンや購入してくれるような深い関係性のフォロワーが減っている可能性があるからです。
対応ツール
フォロワーのエリアを知りたい
もしあなたが店舗や教室などのエリア限定性のあるビジネスや、家賃が大きく変わる賃貸不動産などエリア別に特徴が出るビジネスをしている場合は、エリア別のフォロワーが重要になります。
対応ツール
フォロワーのアクティブ率を明らかにしたい
フォロワーのアクティブ率も今までのフォロワー分析と同様に、マーケティングを行う上で欠かせない指標となります。
いかにフォローが継続していて、エリアも適切、興味関心が分かっていてもまったくログインしていない(ノンアクティブ)だと、いくらツイートで誘導しても全く効果はありません。
対応ツール
フォロワーの分類・管理をしたい
今までお話したような指標を元にフォロワーをグループ分けしたりすることでキャンペーンの内容を変えたり、広告の内容を分けたりすることで仮説検証を行うことができます。
対応ツール
予約投稿をしたい
「予約投稿?別に必要ないよね?」と思った方は少しお待ちください。戦略的なツイートをしようとすればするほど実は予約投稿がないとツラいです。
例えば、一カ月で毎日どんなツイートをして30回で商品へ誘導するためには何が必要か。
戦略的にバズらせるためにはどんなツイートを仕込む必要があるか。
事前に考えたものを自動的に実行してくれるのが予約投稿です。
予約投稿に加えて、他の方の投稿へのリアクションやリツイート、DMへの返信などを行うことでさらに盛り上げることができます。
対応ツール
ハッシュタグ分析をしたい
ハッシュタグ分析とは、特定のハッシュタグの使われている回数やトレンド、他に一緒によく使われているハッシュタグの分析(ハッシュタグの関連性分析)などを行う機能です。
これが出来ると、特定のハッシュタグを入れてツイートしてくれた人の中から抽選するキャンペーン企画や、ツイートするときにどんなハッシュタグをつけるべきかの分析、ご自身のビジネス周辺のハッシュタグの分析を行いたい人に有効です。
対応ツール
ユーザーの口コミを知りたい
いくらアンケートやインタビュー調査をしてもユーザーの本当の声というのはなかなか聞くことは出来ません。
特にマイナスの声ならなおさらです。
そういった生の声を聞ける場所、それがSNSです。
特にTwitterはテキストSNSなので、そういった声が落ちていることがあります。ただし、SNSの情報は膨大であり、その情報の質も千差万別です。
対応ツール
競合のアカウントを分析したい
もし競合やベンチマークしているようなアカウントがある場合は、そのアカウントをモニタリング出来ると自身のアカウントの戦略が決まります。
対応ツール
投稿を分析したい
自身のアカウントを運用し、マーケティングするためには投稿に対する”結果”が重要です。
投稿に対する反応を元に『どんな投稿が反応が良いのか』『どんな投稿が反応が悪いのか』が分かれば、次の打ち手が分かります。アカウント運用には必須の情報になります。
対応ツール
キャンペーンの抽選を簡単に行いたい
Twitterのキャンペーンを行うには、いくつかの方法があります。先ほどお伝えしたハッシュタグを指定した投稿、キャンペーンの企画者の投稿のリツイートなど。
最も有名なのは、前澤さんのお金配りキャンペーンでしょう。これにより前澤さんはTwitterリツイート数の世界一記録しました。
対応ツール
キーワードに対する投稿を知りたい
キーワードに対する投稿の分析を知れると、より具体的な投稿内容を考えるきっかけになります。なぜなら、ツールを使ってTwitterのキーワード分析をすることで、以下のようなことが分かるからです。
- そのキーワードを使った投稿数を知ることができる
- 特定のキーワードに対する影響力のあるユーザーが分かる
- そのキーワードを使った投稿内容の分析
- エリア別のキーワードの傾向が分かる
つまりTwitterのキーワード分析ができるツールを使うことで、以下のようなことが分かることです。
- どんな投稿が人気があるのか分かる
- どんなユーザーがそのキーワードに反応しているか分かる
- そのキーワードでどんな投稿をされているか分かる
- 自身のエリアに適した投稿が分かる※ただしエリア限定性のあるビジネスの場合
上記のようなことが分かると投稿内容が想像できてくるのではないでしょうか。
それはなぜだと思いますか?
なぜなら、キーワード分析を出来るとご自身のアカウントの投稿に対するPDCAサイクルを回せるようになるからです。
毎日投稿内容を悩んだりしませんか?それを解決するのがTwitterのキーワード分析機能です。
対応ツール
Slack等と連携したい
本節は社内での効率化に関するお話です。
もし社内で使っているチャットツールにTwitterの運用に必要な情報(例:特定のキーワードに対する投稿、競合の投稿、自社の投稿に対するコメント)の通知が流れてきたら楽ではないですか?そういった通知の連携機能があるツールがあります。
対応ツール
3つ以上のアカウントを管理したい
複数のアカウントを運用する場合、ツールを使うことで大きな効果があります。具体的には以下になります。
- 重複作業がなくなる
- 一貫性の維持
- 新たなセグメントの発見
同じコンテンツを複数のアカウントで投稿するのは手間じゃないですか?
全社で行うキャンペーンなどはとっても簡単に出来ますよね。
それにより、企業としてのイメージが決まることで統一的なブランディングを行いやすくなります。
さらに、複数のアカウントに対する反応を見ることで、共通の反応をしている、それぞれのアカウントに対するフォロワーを知ることができます。
対応ツール
複数人で運用したい
例えば、商品の写真を加工してSNSに適した形で提供できる人と、文章で伝えるのがうまい人が1つのアカウントを協力して運用できれば、見栄えが良く伝わる投稿が出来そうですよね?
他にも1人だとどうしても対応できない時間が出てきます。打ち合わせや他の仕事に集中しているときなど。もし複数人で運用していれば、例えば、炎上など緊急に対応が必要なときも状況が分かっている誰かが対処できます。
対応ツール
他のSNSとセットで運用したい
例えば、前節でお話した商品画像はInstagramの方がより相性が良いでしょうし、使い方は動画の方が伝わりやすいでしょう。
リアルタイムで情報が飛び交い、拡散力があるTwitterでバズったり、知ってもらい、他のSNSで違った角度からの情報を伝えることで相乗効果が生まれたりもします。
また、反対に他のSNSから購入に至ったお客様にTwitterでコミュニケーションを図っていくことでさらにファンになってもらうなども可能です。
対応ツール
広告の効果測定をしたい
一部のTwitterマーケティングツールでは、アカウントの運用だけでなく、Twitter広告を使ったマーケティングの効果測定も行うことができます。
え、でも広告はTwitter Ad Managerがあるからいらないんじゃない?と思った方!詳しいですね!そうです!Twitter Ad ManagerはTwitterが提供している広告管理ツールです。広告出稿者には無料で提供されます。
ただしTwitter Ad Managerでは、広告キャンペーンの実施がメイン機能であり、「広告に反応したユーザーが誰か?」など今までご説明してきたような詳細な分析は専用ツールが必要となります。
対応ツール
DM一斉送信したい
最後にDMの一斉送信です。え、そんなこと?と思うかもしれませんが、1つ1つ送っているとこれが意外と手間なんです。ツールで一斉送信ができると、よりメッセージの内容を精査することに時間を使えるようになります。
対応ツール
まとめ
今回はTwitterツールの比較を行いました。いかがでしたでしょうか。この記事では、皆さんがツールの選定に感じたお悩みを解決できるように書きました。改めて以下から一覧表をダウンロードできます。
またツールだけではなく、運用の専門家にお願いすることもできます。