『Next SaaS』と呼ばれ、大きな期待をされているメタバース。
マーケットの成長に伴い、”給与”も”立場”も”スキル”も大きく増えていくでしょう。
しかしメタバースへの転職と行っても、分からない部分が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では以下の4つをご説明します。
- メタバース関連人材を募集している企業
- メタバース関連人材を募集している職種
- メタバース業界への転職を成功するための3つの方法
- メタバース転職におススメのエージェント7つ
メタバースへの転職①募集がある”業界”
まず、メタバースにどういった企業があるかをご説明いたします。
そもそも、メタバースの定義があいまいであり、今後はメタバースに様々な企業が参入するでしょう。
その時にチャンスが大きいであろう6つの業界をご紹介します。
- ゲーム|MMORPGなど
- XR|特にVR
- NFT|NFTとメタバース
- 法人向けメタバースサービス|会議など
- デジタルツイン|製造、建築など
- メタバース導入業界|エンタメ、アパレルなど
ゲーム|MMORPGなど
まずはゲーム業界です。特にあつ森やフォートナイトなどのMMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game:大規模多人数同時参加型オンラインRPG)の分野です。
MMORPGは目的があるゲームの側面と没入感があるワールドで自由に移動や交流が出来るメタバースの側面があります。
そしてまさに今メタバースの側面が強化され続けています。
VR|ワールドを構築
2つ目はVRです。
VR×SNSなどのサービスはメタバースとして認識されているものも多いです。
例えば、VR ChatやClusterはVRサービスとして始まり、メタバースに移行しているサービスと言えます。
さらにVRサービスは非常に多岐にわたり、WEB系の企業が提供している場合もあります。
NFT|NFTとメタバース
3つ目はNFTです。
NFTにより、デジタル資産が生まれるようになりました。
それにより、メタバース上での土地などの売買が始まりました(The SandboxやDecentralandなど)。
またこの領域はWEB3.0のDecentralizedの考え方とも近いです。
ブロックチェーン技術を使っていることで、非中央集権型のサービスが生まれています。
今後もNFTとメタバースはともに発展していくので、ねらい目です。
法人向けメタバース|会議など
4つ目は法人向けのメタバースサービスです。
Meta社のHorizon Workplaceなどが有名です。
会議をメタバース上で行うことでオンライン会議の違和感がなくなり、リモートでも目線などの画面越しでは伝わらなかった情報が分かるようになります。
また三井物産グループ会社がメタバースでの就活サービスを開始したことでも話題になりました。
このように法人向けの動きが始まってきております。
Next SaaSとして期待されてきている領域です。
デジタルツイン|製造、建築など
5つ目はデジタルツインと呼ばれる領域です。
仮想空間上で現実空間を再現しているモノのことを指します。
現在では建築や製造機械など、単価が大きい商材の完成時のギャップを緩和するために使われています。
ご自身が建築や製造関連の経験があり、メタバース転職をお考えの場合にはデジタルツインの領域から探してみるとよいでしょう。
エンタメ、アパレルなど
6つ目はメタバースを使って販促や集客を積極的に行っている業界です。
具体的にはエンタメやアパレルなどがあります。
すでにいくつも例があり、
Sansarでは毎週のようにEDMライブがメタバース上で開催されていたり
H&MはCEEK VRにバーチャルストアをオープンさせています。
エンタメやアパレルに興味がある方や、メタバースの華やかな世界観に興味がある方はこちらの領域から探してみてもよいでしょう。
メタバースへの転職②募集がある”職種”
次に特にメタバース業界で積極的に採用募集がされている職種を7つご紹介します。
今後さらに必要な職種は増えていくでしょうが、現在は主に以下のような職種が転職のチャンスが大きいです。
- エンジニア|Unityなどでの開発
- CGクリエイター|CADを使ったワールドやマテリアルの作成
- プロダクトマネジャー|サービスのまとめ役
- ソリューション営業|広告系の提案や開発系の提案
- 事業開発|サービスの立ち上げ責任者
- 採用担当|上記の人材採用
- 広報・PR|メタバースを利用する側
エンジニア|Unityなどでの開発
どこの業界でも不足しがちなエンジニアですが、メタバース業界でも募集が最も多い職種の1つです。
特にUnityなどのゲーム開発に使われる言語の募集が多いです。
またいまなら新興産業なため、CTOに近いポジションでの募集もあります。
ご自身のスキルアップやキャリアアップを狙うなら一考の価値ありです。
CGクリエイター|CADを使ったワールドやマテリアルの作成
2つ目は3D CADなどを使い、ワールド・マテリアルの作成をするCGクリエイターの職です。
メタバースでは、自社の世界観に合わせて、街並みや建物、景色にいたるまで自由に構成できます。
アバターの服装やアイテムなども同様です。
そしてこうしたマテリアルやワールドはCADを使って作られています。
プロダクトマネジャー|サービスのまとめ役
3つ目はプロダクトマネージャーのお仕事です。
メタバース関連サービスは立ち上げて間もない場合が多く、全体を管理する人が不足しています。
そのためプロダクトマネージャーの職の募集もあります。
事業開発|サービスの立ち上げ責任者
4つ目は事業開発担当者です。
プロダクトマネージャーと同様に、新しく事業の立ち上げをしている最中で、事業開発のノウハウやスキルを持っている人を募集している事例もあります。
ソリューション営業|広告系の提案や開発系の提案
5つ目はソリューション営業です。
具体的にはメタバースサービスを企業に提案する広告営業系のお仕事や、メタバースでの販促やメタバースサービスを展開したいと考えている企業へのシステム開発営業です。
物売りではなく、相手の希望をヒアリングしながら形に落としていくソリューション営業のお仕事となります。
採用担当|上記の人材採用
そして上記のような方々を採用するための採用担当も募集が増えていきます。。
日本ではClusterが人事の採用を進めていますし、Meta社も2021年にメタバース関連人材を1万人採用する発表をしています。
メタバース人材の取り合いが始まっており、採用の重要性がますます上がっていきます。
広報・PR|メタバースを利用する側
6つ目にメタバースを利用する側の企業の広報・PRのお仕事があります。
前述のH&Mの事例もそうですし、他にも日産が「日産アリアとめぐる環境ツアー」をメタバース上で開催しております。
基本的にこうした他業界からのメタバースの活用は大手企業が手がけている場合が多く、その役割もプロモーション的な意味合いが強いです。
従って、担当部署も広報系の部署が担うことが多いです。
もしこうした自社のプロモーションとしてメタバースと関わるのであれば、大手企業の広報・PR部署に転職しましょう。
メタバース業界への転職を成功するための3つの方法
新しい分野への転職となるといたずらに応募をしてもなかなか決まらないこともあります。
そうなると転職活動のモチベーションも下がってしまいます。
本章ではあなたがメタバース業界への転職を成功させるための方法を3つご紹介します。
- メタバース転職成功のポイント①経験職種×メタバース
- メタバース転職成功のポイント②経験業界×メタバース
- メタバース転職成功のポイント③WEB・SNS系の企業
メタバース転職成功のポイント①経験職種×メタバース
まずはご自身の経験がある職種でメタバースに転職することです。最も採用されやすいので、1番とさせていただきました。
前述のエンジニア、クリエイター、プロダクトマネージャー、事業開発、営業の中で経験があれば、メタバースサービスを提供している企業の中で、その職種の募集がないか探してみましょう。
メタバースは新しい業界なので、フロンティアスピリットがある人を採用したがる傾向があります。
過去に立ち上げに関わったり、ご自身で学びながら形にした経験などがあればぜひアピールしましょう。
メタバース転職成功のポイント②経験業界×メタバース
2つ目にご自身の経験業界と関連するメタバース企業、もしくはメタバースを利用しているような企業に転職することです。
具体的には、エンタメやアパレル、製造、物流などのメタバースと相性が良い業界です。
《事例》
- プロモーションの場として使われているメタバースの提供企業への転職
- メタバースを使っているアパレルブランドなどへの転職
- デジタルツインを活用した営業活動を行っているメーカーへの転職
- デジタルツインを提供している企業への転職…etc
上記のようにいくつかのパターンに分類されるので、ご自身がどこを目指しているのか確認してみると転職活動がスムーズに行くでしょう。
特にメタバースサービスを提供している会社の中には、こうした業界の知見がまだあまりないベンチャーも多いのでアピールしていきましょう。
メタバース転職成功のポイント③WEB・SNS系の企業
最後にWEB・SNS系の企業の中で新規事業に積極的、もしくは事業投資の余裕がある企業への転職もメタバースに関わるチャンスです。
メタバースは”Next SaaS”と呼ばれるくらい大きなマーケットになると期待されています。
Meta社のように、WEB・SNS企業がこぞって参入を企てています。
特にVR系のサービスを展開している企業はメタバースと非常に相性がいいです。
メタバース転職におススメのエージェント7つ
それでは最後にメタバース業界に転職するのにおススメの転職エージェント7つをご紹介します。
エージェントにご登録の上、以下のような情報をお伝えして、求人を探してもらいましょう。
- メタバース業界への転職であること
- 特にその中でも前述のXRやゲームなどのどの分野に興味があるか
- 過去の経験業界・職種
それでは今回ご紹介する転職エージェントは以下の7つでございます。
《メタバース転職におススメのエージェント7つ》
- ゲーム業界専門転職エージェント|Hiraku agent
- ITエンジニアNo.1転職エージェント|レバテックキャリア
- クリエイターの転職なら|レバテッククリエイター
- 外資系メタバースへの転職なら|ロバート・ウォルターズ
- 営業特化型求人|いい求人net
- 人事・管理部門特化型エージェント|MS-Japan
- 大手の広報・PR|CareerSuite
ゲーム業界専門転職エージェント|Hiraku agent
1つ目はゲーム業界専門の『Hiraku agent』です。
1つ目にご紹介したのはゲームの分野が最もメタバース求人が多いからです。
職種としては、エンジニア、CGクリエイター、プロダクトマネージャーなどが多いでしょう。
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ITエンジニアNo.1転職エージェント|レバテックキャリア
2つ目はITエンジニアのNo.1転職エージェント『レバテックキャリア』です。
ゲーム業界以外でもVRやNFT関連など、幅広い分野の求人があります。
またたくさんのエンジニアの転職をサポートしてきたため、ご自身のキャリアやスキルでの転職先を確認するためにも使えます。
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クリエイターの転職なら|レバテッククリエイター
『レバテッククリエイター』はエンジニアNo.1エージェントを展開するレバテックのクリエイター特化のサービスです、
WEB・IT企業へのリーチをたくさん持っていますので、他の会社にはないクリエイター求人も紹介してもらえます。
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外資系メタバースへの転職なら|ロバート・ウォルターズ
ご存じのようにメタバース業界は日本より海外の方が進んでいます。
そこで外資系のメタバース企業に転職する場合は『ロバート・ウォルターズ』を使いましょう。
ロバート・ウォルターズは外資の中でも日本国内で複数の賞を受賞しているエージェントです。
具体的には、スペシャリストの採用支援を評価する「スペシャリスト・リクルートメント・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」や、
在日英国商業会議所が主催するブリティッシュ・ビジネス・アワードでは「Company of the Year (最優秀企業)」などがあります。
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営業特化型エージェント|いい求人net
ソリューション営業でお探しなら営業特化型エージェントの『いい求人net』がおススメです。
なかなか情報が入手できないスタートアップの求人も取り扱いが多いのが特徴です。
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人事・管理部門特化型エージェント|MS-Japan
採用担当での転職をお考えなら人事・管理部門特化型エージェント『MS-Japan』がおススメです。
管理部門や士業に関しては転職決定率No.1を誇り、求人数も多いです。
管理部門に特化しているため、詳しい相談も可能な点も魅力です。
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大手の広報・PR|CareerSuite
大手の広報・PRならハイクラス転職の『CareerSuite』がおススメです。
CareerSuiteは現役社員・OBOGの話が聞けるハイクラス転職エージェントです。
実際、広報・PRと言ってもメタバースでのプロモーションを会社として取り組んでいるのか、広報部署でどの程度関われるのかは、内部の人に聞かないと分からない部分が大きいでしょう。
CareerSuiteは内部の情報を聞けるので、そうした時にも便利にお使いいただけます。
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まとめ
今回はメタバースへの転職に関しての情報をまとめました。
そもそもメタバースとは?という疑問を持った方は以下の記事からご確認ください。