メルマガで『何を書いたらいいのかわからない』『続かない』『成果が出ない』。
こうした問題を解決するためにはテンプレートを作り、効果検証を繰り返して
勝てるパターンを作っていくことが必要です。
そこで本記事では
テンプレートを作るべき理由と抑えるべきポイント
テンプレート8種類とテンプレートを作ってメルマガを運営するうえでの注意点をお伝えします。
メルマガにテンプレートが必要な理由
まずメルマガにテンプレートが必要な理由を押さえましょう。
《テンプレートを作るメリット》
- <効率化>1通を作るスピードが上がる
- <継続>毎日苦労せず送れる
- <効果検証>勝てるパターンの検証ができる
- <成功の再現性>見つかった成功を繰り返す
<効率化>1通を作るスピードが上がる
メルマガでテンプレートを作るメリット1つ目は「1通を作るスピードが上がる」です。
つまり効率化ができます。
テンプレートを作るということは何をどの順番で書くかを決めることです。
- ヘッダー
- リード文
- 本文
- フッター
のように書くべき項目と順番が決まると悩む時間が減るので、テンプレートを作るとメールを作るスピードが向上します。
<継続>毎日苦労せず送れる
メルマガでテンプレートを作るメリット2つ目は「毎日苦労せず送れる」です。
つまり継続が容易にできます。
メルマガの大きな課題の1つに「続かないこと」があります。
長年、メルマガを配信している人も悩むポイントです。
配信者も「何を書こうか」を常に探し続けています。
しかしテンプレートがあると書くことが決まるので毎日の苦労が減り続けやすくなります。
また「たくさん考えないといいメールを書けないのでは」と思うかもしれませんが
後述するメリット3つ目の効果でPDCAサイクルを効果的に回せるので
むしろ効率的にいいメールを書けるようになります。
<効果検証>勝てるパターンの検証ができる
メルマガでテンプレートを作るメリット3つ目は「勝てるパターンの検証ができる」です。
つまり効果検証がしやすくなります。
複数のテンプレートを作ることでそのテンプレートごとでの効果を検証できます。
「Aの型の成約率は〇〇%、Bの型の成約率は△△%⇒〇〇>△△なのでAの型を採用しよう」となります。
ここでの効果検証のポイントはテンプレートの型だけでなく中身まで決めることです。
なぜなら項目の順序だけでは、粗すぎて再現性が低いからです。
『項目名』と『書くべき内容』、『最終的な結論』の3つがあると
再現性が高まりますし、書く効率も上がります。
<成功の再現性>見つかった成功を繰り返す
メルマガでテンプレートを作るメリット4つ目は「見つかった成功を繰り返す」です。
つまり成功確率が高まります。
今まで説明してきた1~3のメリットを抑えたテンプレートが出来たら
正式なテンプレートとして採用することで成約や問い合わせなど、
求めている成功を安定して手に入れることができます。
メルマガテンプレートで押さえてほしいポイント
では実際にテンプレートを作る前に押さえておいてほしいポイントをご説明していきます。
《メルマガで押さえておいてほしいポイント》
- 読んでもらう工夫
- メルマガの3つの戦略
- メルマガに関する法律
読んでもらう工夫
テンプレートを作る上で読んでもらう工夫は必須です。
そして読んでもらうためには「開封してもらう」「読んでもらう」の2ステップが必要です。
開封してもらうためには件名を読者に対するベネフィットか共感を感じてもらわねばなりません。
読者の未来や今感じている悩みを言葉にすると読者は反応してくれます。
読んでもらうためには重くなりすぎない身近な話から始めることが求められます。
メルマガを読むときに読者はめんどくさい話を求めていません。
いくら役に立つ話を必死で調べて分かりやすい文章にしたとしても
それこそ読者がYouTubeを見るくらい気軽な気持ちで読める内容でないと
途中で読むのをやめてしまいます。
あなた自身の経験でもメルマガを意識的に読んだことはないのではないでしょうか。
それくらい簡単に一気に読み切れる内容にすることを意識しましょう。
メルマガの3つの方向性
次にメルマガテンプレートを作る前に押さえておいてほしい3つの方向性をお伝えします。
メルマガには大きく3つの方向性があることを押さえておきましょう。
《メルマガの3つの方向性》
- ファン化
- 教育
- 販売促進
ファン化
まず1つ目は『ファン化』です。
実はこれが最も大きな目的です。
なぜならメルマガは登録してくれるくらい興味があった人に
こちらから情報を送る手段だからです。
ブログSEOや広告他の集客手段はお客様のタイミングで動きます。
それに対してメルマガだとこちらのタイミングで送れるので
徐々に関係を作ることができます。
具体的な方策としては身近な話も交えていきましょう。
例えば、個人的な話「先日〇〇が△△だということを初めて気が付きました」など自身が気づいたことを伝えるだけでも、あなたの人柄とエピソードが伝わるので効果的です。
営業でもよく言われる「あなた自身を売り込みましょう」。
教育
2つ目は『教育』です。
いわゆるリードナーチャリングです。
読者のあなたの売りたい商品に関する知識を増やします。
例えば、
「この商品はこう使うことでさらなる効果を発揮します」
のような情報をお伝えします。
具体的には
- お客様の声
- 開発秘話
等をお伝えするとよいでしょう。
販売促進
そして最後の3つ目に『販売促進』があります。
具体的にはクーポン・割引・キャンペーンなどです。
もしかするとメルマガを発行する一番の動機かもしれません。
具体的に言うと
「ただいま〇〇%OFF」や「○○キャンペーン開催中」のようなものです。
ここでポイントとしては、購入特典やアフターフォローなどをつけることです。
今その商品を欲しいと感じさせることが大切なので
その理由の伝えるとよいでしょう。
メルマガに関する法律
本章最後に「メルマガに関する法律」についてお伝えします。
いわゆる「特定電子メール法」と呼ばれるもので
メルマガを発行するなら抑えておくべき法律です。
非常に簡単にいうと発行者情報と解除ボタンを載せるということです。
発行者情報とは具体的には以下の項目にあたります。
- 送信者の氏名または名称
- 受信拒否ができる旨の通知
- 送信者の住所
- 苦情や問い合わせの受付先
またメルマガ登録時にオプトイン方式(チェックボックスにユーザーがチェックするなど)でメルマガを送ることに関する同意をしなければなりませんし、
オプトアウトと呼ばれる解除ボタンの設定が義務付けられています。
詳しくは消費者庁のHPに記載されているのでそちらをご覧ください。
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法) | 消費者庁
メルマガのテンプレート8種類
それではここからメルマガのテンプレートを8種類ご紹介していきます。
《メルマガのテンプレート8種類》
- キャンペーン情報
- クーポン
- おすすめ商品
- 事例
- 開発秘話
- 使い方
- ノウハウ
- エピソード
キャンペーン情報
まず1つ目はキャンペーン情報を伝えるためのテンプレートです。メルマガに登録してくれた方にお得な情報をお伝えして顧客になってもらうための方法です。項目は以下の5つを入れます。
《キャンペーン情報のテンプレート》
- キャンペーンの宣言
- キャンペーンの内容
- 購入特典
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
キャンペーンの宣言
まず最初に自己紹介とキャンペーンの宣言をします。
これは何かというと「こういうキャンペーンをお伝えするためにメールをお送りさせていただきました」と伝えることです。
読者は不誠実を嫌いますので、まずこのメールでセールスすることを最初に宣言しましょう。
キャンペーンの宣言をする際は以下の2点を意識しましょう。
- 誰に対して
- どうなるのか
読者にとって自分にとっていいことと感じてもらえるような宣言を簡潔に伝えましょう。
キャンペーンの内容
次にキャンペーンの内容です。最低でも以下の内容を含めましょう。
- 対象商材
- 対象者
- 期間
- 応募方法
ここで意識すべきなのは、対象者を広げすぎないことです。
それだと離脱者が増えるのでは・・・?
と思うかもしれませんがそういう方はどちらにせよ顧客にはなり得ないので
このキャンペーンで対象とする人としない人を明確にするくらいでいいです。
対象を狭めるということは、その対象者には深く刺さるというを覚えておきましょう。
例えば、
「人生頑張っている人が好転するキャンペーン」だとかなりうさんくさいですが
「仕事で夜遅くまで働いている人の家での時間をちょっとよくする『リラックス』キャンペーン」とするとだいぶ具体的になってきますよね?
また、応募方法などユーザーにしてほしい行動を明らかにしておきましょう。
せっかく興味を持ってくれた人もそのあと何をしたらよいかわからないと
そのことが理由で離脱してしまったりします。
せっかく興味を持ってくれた人が迷って離脱することのないよう導いてあげましょう。
購入特典
またキャンペーンには購入特典をつけましょう。
なぜかというと今すぐそのキャンペーンに申し込む後押しをするためです。
魅力的な商材にいまだけさらに特典がついているなら、今すぐ買おう!と後押しできます。
URL(CTAボタン)
決済ができるページへのURLやボタンを配置します。
「メール内で申し込みできた方がいいのでは」という意見もあるかもしれませんが
クリック率の計測ができるので分けたほうがいいでしょう。
解除ボタン・発行者情報
最後に前章でご説明したように解除ボタンと発行者情報をのせます。
クーポン
2つ目はクーポン情報です。キャンペーンと似ているところもありますが、確認していきましょう。
《クーポン情報のテンプレート》
- クーポンの宣言
- クーポンの内容
- 購入特典
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
キャンペーンと異なる部分だけご説明します。
クーポンの宣言
まずはクーポン情報のメールであることを伝えます。
なぜ読者の人たちに送ったかを明確にすると良いでしょう。
出来ることならいくつかのセグメントごとにクーポンを発行すると
より反応率が高まります。
クーポンの内容
クーポンはシンプルに「○○が△△%OFF」や「□□が今なら無料」と簡潔に伝えるようにします。
購入特典
こちらも特典で最後の一押しをしましょう。
おすすめ商品
3つ目はおすすめ商品です。Amazonのメールが分かりやすい例でしょう。
「あなたの購入履歴からのおすすめ」や「あなたにおすすめの商品」などです。
ECサイトで販売しているような会社に有効なやり方です。
《おすすめ商品のテンプレート》
- おすすめ商品の宣言
- おすすめ商品
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
おすすめ商品の宣言
こちらも宣言が必要ですがメールを開いている時点で読者は商品に興味があります。
簡素なものでいいでしょう。
おすすめ商品
あまり多すぎてもいけません。多すぎると人は選択できずに離脱してしまいます。
マジカルナンバーと呼ばれる7±2の範囲に収めるとよいでしょう。
事例
4つ目は事例です。お客様の声や導入事例などが当たります。
可能な限りインタビュー記事を作成し、生の声を届けるようにした方が
信頼されやすくなります。
テンプレートは以下の4項目です。
《事例のテンプレート》
- リード文
- 事例概要
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
リード文
リード文はストーリー形式にすると読んでもらいやすいです。
コツとしては時系列+登場人物で始めることです。
例えば、
===
2014年3月、○○会社のAさんは頭を抱えていました。
額に脂汗を書きながら必死で頭をひねってもキャッシュが回らない・・・。
これ以上いくら走り回って売上を作っても
コストが圧迫してしまう。
Aさんはとうとう決断しました
・・・
===
正直なんのこっちゃわからないと思いますが、
それでも何となく読み手それぞれに
Aさんのことや会社の雰囲気などを想像したはずです。
ストーリーが人をひきつけるのでぜひリード文として活用ください。
事例概要
次に事例を説明します。先ほどのお話と自社の関係を明らかにするとよいでしょう。
===
先ほどのストーリーは弊社の一番のお客様である○○社のお話です。
○○社は2014年に大変な苦労をしながら方向転換を果たし
現在では5年連続増収という見事な変換を果たしました。
ちょうどその一番苦しい時に弊社の商材の導入を決断してくださいました。
以下のURLからその当時のインタビュー記事を拝見できます。
⇒・・・
===
いきなり本項目の説明から入ると売り込み感が強くなりますが
リード文から始めることで売り込み感が弱まり
むしろ読者の答え合わせになります。
また記事への導線も非常にスムーズですね。
開発秘話
5つ目は開発秘話です。皆さんの苦労や思いが伝わる項目ですし、社内なのでインタビュー等もしやすいはずです。ぜひ使っていきましょう。
《開発秘話テンプレート》
- リード文
- 開発秘話概要
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
リード文
リード文は事例と同様にストーリー形式がよいでしょう。
会議室での喧々諤々の議論の様子や
その機能を思いついた瞬間の話などを
5W1Hで描写するとリアリティが生まれます。
開発秘話概要
そして開発秘話では
お客様はどんな課題を持っていて
それをどう解決しようとしていたのかを伝えましょう。
よく営業で言われる4ステップがあります。
- 「お客様の悩み」
- 「お客様が抱えている課題」
- 「一般的な解決策」
- 「具体的な解決策(商材)」
そしてお客様は一番下の商材を見て判断してしまっているため
実はあなたが考えていたお客様の課題や解決策が伝わっていないことも多いです。
それを開発秘話で伝えることで
お客様が「自分たちの問題点を分かってくれている」と感じてくれて
購買意欲がぐっと高まります。
使い方
6つ目は使い方です。使い方を説明することで読者が自分で使えるなとイメージを持ってもらいます。
《使い方のテンプレート》
- 使いこなした未来
- 使い方概要
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
使いこなした未来
使いこなした未来はいわゆるベネフィットを先に提示することです。
うまく使えるとこんないいことがありますよ。というのを先に提示しましょう。
使い方概要
そしてそのためにはこういう使い方をするんですよ。と紹介しましょう。
また既に商材を知っている読者や購入してくれている顧客でも
商材の全てを知っているわけではありません。
そのせいで勝手に期待が下がっている場合もあり得るので
せっかく必死で企画した商材のすごいところを余すことなく伝えていきましょう。
ノウハウ
7つ目はノウハウです。商材の紹介の手前にあたるノウハウや考え方を伝えます。
《ノウハウのテンプレート》
- 日常の失敗
- うまくいった未来
- そのノウハウ
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
日常の失敗
ノウハウを説明するあたって気を付けなければならないのは
いきなり正論を叩きつけることです。
誰も正論で強制されたくありません。
そこでおススメしたいのが日常での失敗や気づきから始めることです。
「今日、こんな失敗がありました」
「ふといつもやっているこの業務について考えてみると・・・」
のように身近な未来から初めて見ることです。
うまくいった未来
次にうまくいった未来を説明します。
例えば、
「○○の失敗をしてしまったので、数日間こんな風に工夫すると効率が50%UPしました。すると今までツラかった作業がなくなり、その時間で新しい企画を作ることができました」
のようにノウハウの中身ではなく、ノウハウの結果を伝えます。
数字などが入り具体的だとなおよしです。
そのノウハウ
最後にそのノウハウを伝えます。
例えば、
「この時に使った方法について調べてみると、〇〇法と呼ばれる手法でした。」
のようにノウハウを伝えましょう。
URL(リンク)
URL(リンク)を張る際にノウハウと絡めると自然になります。
===
こうしたノウハウを元に弊社のA製品は開発されています!
こちらのリンクから他の機能も確認できます!
===
と導線を作るとスムーズでしょう。
エピソード
8つ目はエピソードです。
今まで説明してきた1~7のテンプレートはあくまで自社のビジネスに直結しそうなものでした。
しかし1~7のような自社商材につながるものが毎日のように送られてくると読者はうんざりしてしまいます。
そこで毎日のように送るメルマガの場合には1~7以外にエピソードを入れます。
エピソードの項目は以下のようになります。
《エピソードのテンプレート》
- 日常ネタ・時事ネタ
- 「で、何が言いたいかというと」
- 意外性のある結論
- URL(リンク)
- 解除ボタン・発行者情報
日常ネタ・時事ネタ
エピソードではまず日常のエピソードを話します。あなたが実際に経験したことでもいいですし、最近のニュースの話でもいいです。
「で、何が言いたいかというと」
エピソードを伝えたらその次に「で、何が言いたいかというと」という言葉を入れます。
ポイントとしては
エピソードまでは事実であり
「で、何が言いたいかというと」のあとは解釈になることです。
他の文言もあるかと思いますが、慣れないうちは統一してしまったほうが楽です。
意外性のある結論
そして意外性のある結論を伝えます。
意外性と言われても最初は難しく感じるかもしれませんが
徐々に慣れてくるので最初は質を気にせず数を作ってみてください。
ポイントとしては、5回くらい自問自答してみることです。
「つまり?」
「ということは?」
「実は・・・」
「だけど?」
「なぜなら?」等
様々な疑問をぶつけて掘り下げて行きましょう。
そうすると巷でよく話されている話題でもあなただけのコンテンツとなります。
メルマガのテンプレート作成の上での注意点
前章でメルマガのテンプレートをお伝えしましたが
本章ではテンプレートを使ってメルマガを作る時に
押さえておいていただきたいポイントを6つご紹介します。
- エピソードの割合を増やす
- 読者にさせたいアクションを決める
- 1通当たりの文字数は1500文字以内にする
- 徹底的にお客様のことばに直す
- 効果測定にはHTMLメールが必要
- デザインメールはメルマガスタンドが楽
エピソードの割合を増やす
ポイントの1つ目はどのテンプレートをどのくらいの割合で使うかに関するものです。
毎日のように送る場合は、エピソード:知識:販促=7:2:1くらいの割合にしましょう。
なぜならメルマガの読者が購入してくれるまでの順序は一般的に
『メルマガ登録』⇒『ファン化』⇒『教育』⇒『購入』となるからです。
例えば、
毎日送るとすると
セール情報は1~2週間に1回
ノウハウコンテンツは1週間に1~2回
それ以外はエピソードのようにするとよいでしょう。
ECサイトのようにセール情報やおすすめ商品がメインとなる場合には1週間に1通のみとするなどあまりセールスメールの数を増やしすぎないようにしましょう。
読者にさせたいアクションを決める
2つ目のポイントは1メール1メッセージについてです。
1つのメールで読者に伝えることは1つだけです。
1通1メッセージとは『誰の』『何を』『どうしたいか』が明確であることです。
読者にとってほしい行動を明らかにしましょう。
なぜなら、1つのメールに複数の内容が含まれていると読者は迷ってしまいます。
迷ってしまうとせっかく興味を持ってくれた人がいたとしても購入をやめてしまいます。
そうした機会損失を避けるように1メッセージを先に決めてから内容を作り始めましょう。
1通当たりの文字数は1500文字以内にする
1メール1メッセージを実施するために1通の文字数は1500文字以内を心がけてみてください(3つ目のポイント)。
なぜ1500文字と言われているかというと
特に意識せずに一気に読み切れる量の目安だからです。
日本人の平均読書スピードは600文字/分と言われています。
1500文字だと数分間で読み切れる量ということになります。
そして
メルマガを読むときの読者はこれから難しい本を読むぞと
意気込んでいるわけではなく
メールが来ていたから何となく読んでいる状態です。
その時に10分間もかかるような内容は途中で飽きてしまいます。
一気に読み切れる量にしましょう。
徹底的にお客様のことばに直す
4つ目のポイントは開封率を高めて、クリックしてくれる率を高めるためのものです。
メルマガを書く際は「徹底的にお客様のことばに直しましょう」。
あなたの目線とお客様の立場が違うように使う言葉も違います。
したがってあなたが無意識に使っている言葉はお客様にとっては違和感を感じる場合があります。
例えば商材の効果を説明するときに
「○○させる効果がある」ではなく
「使うと△△ができるようになります」と伝えるなどです。
最初は苦労するかもしれませんが慣れてくると自然とできるようになりますし
開封率や読了率が変わってくるでしょう。
効果測定にはHTMLメールが必要
5つ目のポイントがその開封率やクリック率を高めるためには
うまくいったメールとうまくいかなかったメールを分析して
成功要因を明らかにする必要があります。
そしてHTMLメールを使うと開封率やクリック率の測定が出来ます。
HTMLメールの説明の前にメールの種類を簡単に説明します。
メールには2種類あります。
一般に宛先をしていして個人に送るようなテキストメールと
デザインが出来たり開封したかどうかなどを測定できるHTMLメールです。
ただそうは言っても「HTMLメールはどうやって作るの?」と思われたかもしれませんが、今のメルマガ配信サービスならまず実装されている機能なのでご安心ください。
デザインメールもHTMLメール
最後にデザインメールに関するポイントです。
デザインメールと言えばWEBページのようなおしゃれなメールです。
以下のようなものです(Blastmail)。
無料でも使えるものもありますが、設定や効果測定を考えると専門的な知識が必要となります。また月3000円程度から使えるのでもしメルマガを始めるなら必要な投資と考えてみてはいかがでしょうか。
↓おすすめメルマガ配信サービス『Blastmail』
まとめ
今回はメルマガのテンプレートに関してご説明しました。
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