経営者がWEBマーケティング??と言われてもよくわからないかもしれません。
この記事は2人の経営者のお話を聞いたことから書こうと思い立ちました。
1人目はWEBマーケティングを経営視点で考えられる人。
もちろんWEBマーケティングの細かな手法を全て理解しているわけではないですが、起業や事業全体とWEBマーケティングの結び付けて意思決定できる。
2人目はWEBマーケティングのことが全く分からない人。
細かなPVやセッションなどの数値などよくわからず、最終的な売上のみで全てを判断せざるを得ない。そのため意思決定が場当たり的で、理由も分からず結果が出た施策を続けるため再現性がない。
最終的には2人目のチームは、1人減り、2人減り…と徐々に崩壊していきました。
メンバーの頑張りやWEB上での効果を考慮しない意思決定が多発したからです。
逆に1人目のチームは最初こそ時間がかかりましたが、適切にWEBへの投資を行い、安定した効果が出るようになりました。
徐々にノウハウも社内に蓄積され、新しい事業を作るときも今まで以上にスピーディに集客プロセスを構築できるようになりました。
どちらになりたいかと聞かれると当然、後者かと思います。
また他企業もどんどんWEBへの投資を行い始めています。
今のDX推進の流れがさらに拍車をかけています。
そこでWEBマーケティングの重要性を知っていただきたく本記事を作成しました。
具体的には以下のような方々にぜひご一読いただきたいです。
- 企業経営者
- 事業責任者
- 起業したい人
- 上記のいずれかを志している方
本記事では、以下の流れでWEBマーケティングの重要性と学び方をご説明しています。
- 経営者がWEBマーケティングを知らないとどうなるか
- なぜWEBマーケティングを最初に学ぶべきなのか
- その中でWEBマーケティングスクールをおススメする理由
- おススメWEBマーケティングスクール3選
経営者がWEBマーケティングを知らないとどうなるか
まず経営者がWEBマーケティングを知らないとどうなるかについてご説明します。
新しい事業が作れない
常に新しいチャンスを探しているみなさんにとって、新しい事業が作れないことは大きな危機感と感じるのではないでしょうか。
WEBマーケティングを知らないと新しい事業を作るのに苦労します。
過去に自ら事業を作った方は「そんなものはなくても出来た」と思われるかもしれません。
しかし時代は変わってきています。
WEBマーケティングには2つの大きな特徴があります。
- 低コストで始められる
- 詳細な数値が分かる
上記2つの理由から細かく仮説検証が可能であり
それが新しい事業を作る上で大切なことはご理解いただけるかと思います。
そして、競合はすでにこうしたトライアンドエラーを繰り返しています。
あなたが競合の新規事業の存在を知ったときは、すでに彼らは度重なるトライアンドエラーを終えている状態と考えた方が良いでしょう。
その中で何の検証もせず、根拠となる数字もないまま突っ走るのは非常に危険です。
営業がやめる危険から逃れられない
次にもしあなたの会社や事業が営業メインの場合、それぞれの営業担当者ごとに成績にバラツキがあるのではないでしょうか。
そして優秀な営業パーソンにやめられると業績がガクッと落ちてしまいませんか。
WEB上でマーケティングが出来るとこうした少数の優秀な人頼みの販売を改善することが出来ます。
「うちはニッチな法人向けだからそんなの出来ないよ・・・」
「今までしたことないから無理だよ・・・」
と思われる方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
例えば、過去の販売実績があれば
それらを事例としてまとめるだけでも効果が出る場合があります。
最近ではSalesforceという売上2兆円を超える巨大な法人向けSaaS(ソフトウェア)企業が提唱する”THE MODEL”というWEBマーケティングと営業をつなげた販売プロセスも作られています。
THE MODELのように販売プロセスが出来上がると、一人のスーパーマン頼みではなく、チームとして安定した収益を出すことが出来ます。
組織変革ができない
最後に組織を変革していきたい場合にボトルネックとなるのがお客様とのやり取りです。
例えば、今のDXを推進しようと思ったときに
社内の変革は、もちろん反発があると思いますが、やろうと思えば出来るはずです。
しかし、お客様に変革を強いるのは容易なことではありません。
そこでどうすべきかというと、WEBでお客様を集められるようにして
入り口から変えてしまうのです。
すると社内も対応せざるを得ません。
そのためには経営者自らWEBマーケティングを理解し
WEBでの集客の仕組みを作る必要があります。
なぜWEBマーケティングを最初に学ぶべきなのか
ただしここまで説明するとそれなら今はSNSとかの方がいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
もちろんすでに取り組んでいたり、興味が強い場合は無理にとはいいません。
しかし、最初にWEBマーケティングをおススメするのには理由があります。
本章ではなぜWEBマーケティングを最初におススメするのかをご説明します。
- オンラインマーケティングの基礎となるから
- 全体を理解して人に仕事を任せることができるから
- 販売プロセス全体を効率化できるから
- 経営の効率化・DXの推進|入口を変えると後ろも効率化しやすい
オンラインマーケティングの基礎となるから
1つ目はオンラインマーケティングの基礎となるからです。
WEBマーケティングは30年近く前から始まっており、その内容も新規顧客獲得の手法からサイト内のことまで多岐に渡ります。
特定のセグメントやキーワードでコンテンツや広告を出し、その反応から修正していくというのもWEBマーケティングが始まりです。
そして、もしSNSなどの他のオンライン手法を使っても、最終的には自社サイトに誘導します。したがって、先にWEBのことを知っているとスムーズに成約まで導けます。
販売プロセス全体を効率化できるから
2つ目は販売プロセス全体を効率化出来るからです。
WEBでお客様を獲得してから成約まで導こうとすると、営業部隊との連携が不可欠です。
その時に経営者がWEBマーケティングを理解していると、今まで以上の高い効果を発揮させることが出来ます。
例えば、以下のようにのようなカスタマージャーニー全体を考えられるようになります。
- まずは広告で素早くリードを作る
- 次に記事コンテンツで興味をもってもらう
- そしてメルマガに登録してもらう
- 最後に問合せを作る
- その後、営業へ流す
経営の効率化・DXの推進|入口を変えると後ろも効率化しやすい
そして最終的に経営のスリム化が出来ます。
入り口(集客)がWEBだと、そのあとの販売管理や社内業務もデジタルに移行せざるを得ず、自然とDXが進み、効率化されます。
またWEBマーケティングだとロジカルに集客を設計するのでマニュアル化がしやすい特徴もあります。
その中でWEBマーケティングスクールをおススメする理由
本章では、WEBマーケティングを学ぶ方法を3つご紹介します。
そして、もしあなたが経営者orマネジメントをしている、もしくは起業を考えているようなら、その中でもWEBマーケティングスクールをおススメいたします。
ただし、他の方法が全て間違っているかというと、もちろんそんなわけではありません。
どれも一長一短があります。
その中で経営層にはスクールが最も効率がいいと思われます。
一言にWEBマーケティングと言ってもその領域は大きく、すそ野も広いです。
それぞれの特徴を理解し、目的達成のためにお使いください。
書籍|浅い本が多いor局所的な内容が多い
まず一つ目は書籍です。
書籍の最大のメリットは価格です。
安く情報を手に入れることが出来ます。
ただし、デメリットは本の選定の難しさです。
例えば、Amazonで『WEBマーケティング』と検索してみるとその内容は多岐にわたります。
SEO、リスティング広告、Googleアナリティクス、越境ECなどの業界特化、ライティング、カスタマージャーニー…etc
そしてすそ野が広く、内容が浅い本もあるのでご注意ください。
反対に良本としては、ほとんどのWEBマーケターが読んでいる『沈黙のWebマーケティング』などがあります。
コンサル|ノウハウが自社に蓄積されない
2つ目はコンサルタントにお願いすることです。
特に経営者であれば、選択肢の1つに入ってくるのではないでしょうか。
コンサルに依頼するメリットは、準備や学習の時間なしでスタートできることです。
契約したその日から着手してくれます。
デメリットは、ノウハウがたまらないことです。
コンサルからするとノウハウが一番の価値なので全てを伝えることはほぼありません(たまにそういった善な方もおられます)。
なので継続的な費用が発生し続けることにもなります。
もし依頼する場合は、フリーランスの良い方にアドバイザーとして入ってもらいながら自分たちで学習していくとよいでしょう。
費用を抑えたうえでノウハウの内製化も出来ます。
また、WEBコンサルにお願いしても必ずしも効果が出るとは限りません。
『自社のビジネスを知っている方』が『WEBマーケティングを知ること』こそが収益への道です。
なので結果を出すマーケターは必ず準備や仕込みに時間をかけます。
そこで、もしあなたがWEBマーケティングを知ったら・・・?
『自社ビジネスの経験・知見』×『WEBマーケティング』となります。
スクール|発注先が見つかるor自社事業に直結する
3つ目にWEBマーケティングスクールがあります。
前章でご説明したように、自社の事業を知っているあなたがWEBマーケティングを学ぶのが最も効率がいいです。
また、WEBマーケティングスクールは他のスクールとは違い、かなり柔軟なカリキュラム設計が可能です。
「すでに事業を運営していること」、その事業を「WEBマーケティングを使って集客したいこと」をお伝えすれば、それに合わせた設計にしてくれると存じます。
最後に、スクールで発注先が見つかります。つまりスクールで知り合った人に発注することが可能になります。
意外と大切なポイントで、ツテ以外の方法で発注先を見つけようとすると、”スキル”と”人がら”の2重の問題を乗り越えなければなりません。
その意味でスキルと経験を知ったうえで発注できるのは大きいですよね。
またスクール卒業直後だと、費用的にもある程度抑えられるかと思います。
おススメWEBマーケティングスクール3選
それではおススメWEBマーケティングスクールを3つご紹介します。
- 大手IT企業DMM主催「マケキャンbyDMM.com」
- SEO特化型でコストをかけない「WEBMARKS」
- マンツーマンで初心者でも安心「Akros」
大手IT企業DMM主催「マケキャンbyDMM.com」
まずは大手IT企業DMMが主催するスクールです。
オリラジの藤森さんが広告塔になっていたことでも話題になりました。
大手IT企業の豊富なノウハウが詰まっています。
カリキュラムとしては、
- インターネット広告の運用
- ユーザーの分析
- WEB戦略・フレームワーク
などを2か月間で学習します(転職保証コースは3か月)。
また20日間の返金保証もついているので安心です。
SEO特化型でコストをかけない「WEBMARKS」
2つ目はSEOという自社サイトのコンテンツを作っていく手法に特化したスクール「WEBMARKS」です。
仕込みの時間はかかりますが、回り始めると広告費用をかけずに集客することが出来ます。
実際にクライアントを抱えているプロのSEOコンサルが教えてくれるので現場目線での意見を聞くことが出来ます。
マンツーマンで初心者でも安心「Akros」
最後に完全マンツーマンでのWEBマーケティングスクール「Akros」です。
事前に事業のことをお伝えしておけば、事業でのマーケティングをどうするかをプロに教えてもらうことが出来ます。
唯一のオフラインでの受講も可能になっており、上野にキャンパスもあります。
WEBなんて初めてで全然わからないという方には安心かもしれません。
受講者の年齢層も最も幅ひろいスクールとなっています。
まとめ
こんかいはWEBマーケティングの重要性についてご説明しました。
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