【業務自動化】iPaaS導入・構築代行|n8n/Make/Zapier対応

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商談後の報告、広告レポート集計、請求書処理。毎日繰り返される定型業務に、時間を取られていませんか。

本来なら戦略立案や顧客対応に充てるべき時間が、データの転記や集計作業に消えていく。

iPaaSによる業務自動化なら、そんな状況を変えられるかもしれません。

iPaaSは、複数のアプリ・ツール・サービスを連携させ、手作業を自動化するクラウドサービス。プログラミング知識がなくても始めやすく、フルスクラッチ開発と比べて低コスト・短期間で導入できるケースがあります。

この記事では、iPaaS導入を検討している方に向けて、自動化できる業務、主要ツールの選び方、構築代行サービスの内容と費用相場、導入の進め方まで、実践的な情報をお伝えします。自社に合った方法で業務効率化を実現し、本来やるべき業務に集中できる環境を作りましょう。

まつ

iPaaSを触ってみたものの、設計や運用で手が止まることもよくあります。
私たちは要件整理〜設計・構築〜運用まで、iPaaS導入を支援しています。
業務自動化でお困りのことがあれば、以下フォームよりお気軽にご相談ください。

目次

iPaaSで自動化できる業務

iPaaS(Integration Platform as a Service)とは、異なるアプリケーションやサービスを連携させ、データのやり取りや業務フローを自動化できるクラウドサービスです。プログラミングの専門知識がなくても、直感的にワークフローを構築できます。

営業部門でよくある手作業

商談後、Googleフォームに入力するだけで、Salesforceへの自動登録、スプレッドシートへの記録、Slackでの上司への報告が完了します。一例として、これまで20分かかっていた作業が5分で完了するようになるケースがあります。

見積書作成も自動化の対象です。CRMの情報をもとに、テンプレートに自動でデータを差し込み、PDFを生成してメール送信まで自動実行できます。

実際に、Zapier自身も営業プロセスの自動化を導入しており、商談後にGongアプリを使用して通話データをHubSpotに自動連携させることで、営業担当者が1回の商談後に15分以上かかっていた手作業を削減し、月間で63件多くの営業電話を実施できるようになりました。

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マーケティング部門の転記・集計作業

Google広告、Facebook広告、Instagram広告など、複数の広告プラットフォームから毎日自動でデータを取得し、Googleスプレッドシートに統合して自動集計できます。毎日45分レポート作成にかかっていたとしたら、その時間をほぼゼロにする余地があります。

問い合わせフォームに入力された情報を、自動的にマーケティングオートメーションツールに登録し、内容に応じた初回返信メールを自動送信するようなこともできます。

経理・人事・総務の定型業務

請求書をGoogleドライブに保存するだけで、OCRで内容を読み取り、会計システムに自動登録されます。承認者への通知、支払期日のリマインダーまで自動化できます。

勤怠データの集計、異常値の検知、給与計算システムへの連携も自動化の対象です。残業時間が基準を超えた従業員の上長に、自動でアラートを送信することも可能です。

カスタマーサポート・情シス部門

問い合わせメールをAIで自動分類し、適切な担当者に自動割り当てできます。緊急度の高い問い合わせは最優先として扱われ、担当者にSlackで即座に通知されます。

システム障害を監視ツールが検知すると、即座に情シス担当者にSlack、メール、SMSで通知が送られ、インシデント管理チケットも自動作成されます。

なぜ今iPaaSなのか?従来の方法との決定的な違い

業務自動化の選択肢は3つあります。

  1. SaaS単体の機能を使う
  2. システム開発を依頼する
  3. iPaaSを活用する

SaaS単体の限界

SaaS内での自動化・効率化機能は便利ですが、基本的にそのツール内でのみ機能します。複数のツールをまたがった自動化(例:GoogleフォームからSlack、Salesforce、Googleスプレッドシートへの一気通貫の連携)は、標準機能だけでは難しい場合があります。

iPaaSは、異なるSaaSツール間を橋渡しします。一つのツールに情報を入力すれば、関連する他のツールに自動的にデータが連携され、必要な処理が実行されます。

今までは、ツール間のデータのやり取りをする際に、いちいちCSVをダウンロードして編集してアップロードして、というような作業をしていた方もいらっしゃるかもしれませんが、これをもう手作業でしなくてよくなります。

システム開発との比較

カスタムシステム開発は、要件や規模によって費用・納期が大きく変動します。一般に、設計・開発・テスト・運用の工数が大きくなりやすく、運用保守でも継続コストが発生します。

iPaaSは、すでに用意された連携機能やテンプレートを活用できるため、フルスクラッチと比べて低コスト・短納期になる可能性があります(要件・運用体制・セキュリティ要件により変動)。クラウド版ではベンダー側でインフラ管理が行われる一方、セルフホストを選ぶ場合は自社で運用(監視・アップデート・セキュリティ対応等)が必要になります。

Zapier・Make・n8nの違いと選び方

主要iPaaSツール比較表

スクロールできます
比較項目ZapierMake(旧Integromat)n8n
難易度初心者向け中級者向け中〜上級者向け
連携可能アプリ数8,000以上(公式カタログ上の目安。増減あり)3,000以上(公式カタログ上の目安。増減あり)400以上(目安。増減あり/カスタムノード追加可)
料金体系月額課金(タスク制)月額課金(オペレーション制)ソース公開(セルフホスト可)/クラウド版有料
視覚的な設計シンプルなステップ形式フローチャート形式で直感的フローチャート形式、技術者向け
複雑なフロー対応△(条件分岐は可能だが限定的)◎(複雑な条件分岐、ループ対応)◎(JavaScript実行可能、高度なカスタマイズ)
カスタマイズ性△(テンプレート中心)○(関数・変数利用可)◎(コード埋め込み、独自ノード作成)
セルフホスト不可不可可能(データを自社管理)
学習コスト低い中程度やや高い
向いている企業小規模、IT知識が少ない中規模、ある程度の技術力あり技術力あり、セキュリティ重視

各ツールの特徴

Zapierは8,000以上のアプリと連携でき(公式カタログ上の目安。増減あり)、初心者でも数分で自動化を始められます。IT部門がない小規模企業に最適です。マットレス企業のPurpleは、Zapierで開発者の20時間分を節約し、業界標準の2倍のエンゲージメント率を達成。

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Makeはフローチャート形式で複雑なワークフローを設計でき、条件分岐やループ処理が得意です。オペレーション数課金で大量データ処理時にコストメリットがあります。finn.autoはMakeでプロセス効率を17%向上、時間を75%節約。

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n8nはセルフホスト可能。JavaScriptコードを埋め込み、高度なカスタマイズが可能です。StepStoneはn8nで200以上のワークフローを運用し、データ統合速度が25倍になりました。

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社内の技術リテラシー、業務の複雑さ、セキュリティ要件を考慮して選びます。

ツール選びに迷う場合は「iPaaS選びで迷っている」と以下のフォームよりお聞かせください。

iPaaS導入で得られる4つのメリット

業務効率化で時間が生まれる

iPaaSによる自動化の最も直接的な効果は、業務時間の削減です。商談後の報告作業、広告レポート作成、請求書処理など、定型業務にかかる時間を短縮できます。

営業部門では、商談後の情報入力や報告作業を自動化することで、1件あたり15〜20分かかっていた作業が5分程度に短縮できるケースがあります。この前提で見積もるなら、営業担当者が1日3件の商談を行う場合、1人あたり年間で150〜200時間程度の削減が見込めます。

マーケティング部門では、複数の広告プラットフォームからのデータ収集とレポート作成を自動化するとして、仮に毎日30〜60分かかっていたとしたら、年間120〜240時間の削減できることになります。その時間を、データを眺めながら、戦略や施策を考える時間に充てられます。

実際に、Zapier自身も営業プロセスの自動化を導入し、Gongアプリで通話データをHubSpotに自動連携させることで月次売上を5%増加させました。

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人的エラーの減少とデータ精度向上

手作業によるデータ入力や転記では、転記ミス、計算ミス、入力漏れ、重複入力といったエラーが避けられません。手作業の入力エラー率は、業務領域や手順により幅がありますが、1%台〜数%程度と報告されることがあります。

iPaaSによる自動化では、転記・手入力に起因するヒューマンエラーを大幅に減らせます。データは一度入力すれば自動的に関連システムに転送され、転記ミスが起こりにくくなります。

一方で、設計・設定ミス、外部APIの仕様変更、例外処理漏れ、権限/認証の問題など、別種のエラーは起こり得ます。自動化の効果を最大化するには、テストや監視、運用ルールの整備が重要です。

データ精度が向上することで、経営判断の質も高まります。正確なデータに基づいた分析ができるため、より適切な意思決定が可能になります。

スケールしやすい

手作業中心の業務では、業務量が増えるほど人員も増やす必要が出やすいという傾向があります。これは人件費の増加を意味し、利益率の低下につながります。

iPaaSで自動化された業務は、業務量が増えても同じ仕組みで処理できるため、追加の人員が不要になるケースがあります。月間100件の処理を自動化したワークフローは、月間1,000件になっても同じように動作します。必要に応じてiPaaSの料金プランをアップグレードすることで対応でき、設計次第で人件費よりも低コストです。

新規拠点や新規事業の展開時にも、既存のワークフローを複製して適用できるため、立ち上げ期から効率的な業務運営が可能になります。

システム開発と比較したコストパフォーマンス

カスタムシステム開発と比べ、iPaaSは初期費用や導入期間を抑えやすい傾向があります。iPaaSは構築代行を利用しても、初期費用50万円〜150万円程度、月額利用料2万円〜5万円程度で導入できるケースがあります(目安としてお考えください)。

ROI(投資対効果)の観点でも、一定の工数削減が見込める場合は投資回収が早いケースがあります。たとえば、年間900時間削減できた場合、時給2,000円換算で年間180万円のコスト削減になります。初期費用50万円、年間利用料24万円の投資に対して、初年度で約106万円の純利益が生まれ、2年目以降はさらに高いリターンが得られる、という試算ができます。

仕様変更の柔軟性も大きなメリットです。システム開発では変更のたびに追加費用が発生しやすい一方、iPaaSはノーコード・ローコードで設定変更ができるため、ビジネス環境の変化に対応しやすい傾向があります。

自社構築 vs 構築代行、どちらを選ぶべきか?

自社構築のコストと時間

学習コストとして、Zapierで数週間、Makeやn8nで数ヶ月かかることがあります。ノーコード・ローコードで開発できるとはいえ、社内の問題を解決し、かつ誰もが使いやすい設計にするためには、関連業務での経験があった方が安心感があります。

試行錯誤の時間、エラー発生時の業務停止リスク、最適でない設計による非効率性も考慮が必要です。

構築代行が向いているケース

IT部門がない企業、複雑な業務フローを自動化したい企業、早く確実に成果を出したい企業には構築代行が適しています。プロの知見を活用した最適な設計、短期間での確実な稼働、トラブル時のサポート、継続的な改善提案が得られます。

費用の目安

シンプルな自動化は10万円〜30万円、標準的な自動化は30万円〜80万円、複雑な自動化は80万円〜150万円が、よくある価格帯の目安です。月額保守費用は2万円〜5万円で、軽微な修正対応、エラー監視、月次レポートが含まれるケースがあります。内容は契約により異なるので、あくまで目安とお考えください。

iPaaS構築代行サービスの内容

私たちにiPaaS構築代行をご依頼いただいた際は、以下のサポートをいたします。

ヒアリングと業務分析

現状の業務フロー把握、課題抽出、自動化可能な業務の特定、優先順位決定を行います。現場の担当者へのヒアリングを通じて、実際の作業手順や困りごとを詳細に把握します。

iPaaSツール選定

業務要件に最適なツール(Zapier、Make、n8n等)を提案します。企業の技術レベル、予算、セキュリティ要件を踏まえて、最適な選択をサポートします。

ワークフロー設計・構築

詳細な設計書作成、実際のワークフロー構築、各種ツールとの連携設定、エラーハンドリング実装を行います。複雑な条件分岐やデータ加工も含めて、最適な設計を実現します。

テスト・調整

動作確認、エッジケースのテスト、パフォーマンスチューニングを実施します。想定外のケースでも正常に動作するよう、徹底的にテストします。

導入支援

本番環境への移行、操作マニュアル作成、社内向けトレーニング、初期運用サポートを提供します。従業員が安心して使い始められるよう、丁寧にサポートします。

運用・保守

定期的な動作確認、エラー対応、ツールのアップデート対応、軽微な修正や機能追加を行います。月次レポートで稼働状況を報告し、継続的な改善提案も行います。

iPaaS導入・構築代行の進め方|5ステップ

ご依頼から導入までの流れは以下のとおりです。

ステップ1:現状分析と課題抽出(1週間)

現在の業務フローを可視化し、手作業で行っている業務をリストアップします。各業務の所要時間を計測し、使用しているツール・システムを確認します。

ステップ2:自動化対象の優先順位付けと設計(1〜2週間)

効果が高く実現が容易な業務から優先的に自動化します。ROIを計算し、詳細な設計書を作成します。

ステップ3:ワークフロー構築とテスト(2〜4週間)

設計書に基づいてワークフローを構築し、各ツールとの連携を設定します。動作確認を行い、調整を繰り返します。

ステップ4:ユーザートレーニングと本番移行(1週間)

操作マニュアルを作成し、従業員向けトレーニングを実施します。本番環境への移行を行い、初期段階は並行運用します。

ステップ5:運用開始と継続的改善

本格的な運用を開始し、定期的に効果を測定します。ユーザーからのフィードバックを収集し、継続的に改善します。

導入前に確認すべき3つのポイント

自動化の目的を明確にする

時間削減、ミス削減、スケーラビリティ向上のうち、何を重視するかを明確にします。目的が明確になれば、優先的に自動化すべき業務が見えてきます。

現状の業務フローを可視化する

業務フローを図にして可視化することで、無駄や自動化可能な箇所が分かります。現場の担当者にヒアリングし、実際の作業手順を把握します。

予算と期待効果を試算する

初期費用50万円〜150万円、月額保守2万円〜5万円と、削減できる時間を人件費換算した金額を比較します。一定規模以上の工数削減が見込める場合、1年以内に投資回収できるケースもあります。

よくある質問

導入期間はどのくらいですか?

シンプルな自動化なら2〜4週間、標準的な自動化なら1〜2ヶ月、複雑な自動化なら2〜3ヶ月が目安です(要件・体制により変動)。

IT担当者がいなくても大丈夫ですか?

構築代行を利用すれば、IT担当者がいなくても導入できるケースがあります。操作も直感的で、トラブル時は構築代行会社がサポートします。サポート範囲は契約により異なります。

セキュリティは大丈夫ですか?

セキュリティ体制や第三者認証(SOC 2/ISO 27001等)は、ツール・プラン・運用形態によって異なります。採用時は各社のSecurity/Trustページで、データの取り扱い、監査レポートの提供条件、暗号化やアクセス制御の仕組みを確認してください。厳しい要件がある場合は、n8nのセルフホスト版を選択し、自社環境での運用・監視・更新を行う選択肢もあります。

途中で仕様変更したくなったら?

月額保守契約があれば、軽微な変更は無料または低コストで対応できるケースがあります。システム開発と比較すると、変更に柔軟に対応しやすい傾向があります。

事業拡大しても対応できますか?

iPaaSは業務量増加に柔軟に対応できる場合があります。料金プランをアップグレードするだけで大量データ処理にも対応できるケースがあります。

まとめ:iPaaS構築代行で業務効率化を今すぐ実現

iPaaSは、複数のSaaSツールを連携させ、業務フローを自動化する強力なツールです。システム開発と比較して、初期費用や導入期間を抑えられるケースがあり、特に定型業務の効率化に効果を発揮します。

Zapier、Make、n8nという主要ツールから、自社の状況に合わせて最適なものを選べます。IT部門がない企業、早く確実に成果を出したい企業には、構築代行の利用がおすすめです。

導入は現状分析、設計、構築、テスト、運用という5ステップで進め、目安1〜3ヶ月で稼働します。一定規模以上の工数削減が見込める場合は、投資回収が早いケースもあります。

手作業に時間を取られ、本来の業務に集中できていないなら、今がiPaaS導入を検討するタイミングです。まずは現状の業務フローを可視化し、どの業務が自動化できるかを確認することから始めましょう。

iPaaS構築代行の専門家に相談すれば、最適なツールの選定から導入、運用までトータルでサポートを受けられます。業務効率化を実現し、あいた時間を本来やるべき業務に充てることで、企業の競争力を高めることができます。

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