「人が足りない」と感じたら、採用の前に。

転記・二重入力・確認に消えている時間を減らせば、人を増やさなくても回る仕事があります。

現場では紙やスマートフォン。事務ではExcel。経理では販売管理や請求のシステム。会社が大きくなるほど、この組み合わせは増えていきます。増えるたびに、仕組みと仕組みの間に“人が運ぶ仕事”――転記、二重入力、確認、集計、承認――が残っていませんか。

私たちは、建設・介護・製造などの現場系企業を中心に、Excel改善・SaaS導入・データ連携・システム開発を組み合わせ、「もう一人採用する」以外の選択肢をつくるチームです。

Before / After

Before:人が足りなくなるたびに、採用で埋めてきた会社

After:まず今の仕事を見直し、それでも必要な分だけ採用する会社

「人が足りない」と感じたとき、多くの会社が最初に考えるのは採用です。けれど、その忙しさの正体が「同じ情報を何度も入力している」だけだとしたら。採用の前に、「今の忙しさのうち、どこまでが転記・確認・二重入力なのか」を確かめる価値があります。

「もう一人欲しい」の正体は、採用が足りないことではないかもしれません

私たちが向き合いたいのは、この思い込みです。「人が足りない=採用するしかない」

本当に人手が足りない会社もあります。一方で、忙しさの正体をたどっていくと、

  • 紙に書いた現場実績を事務がExcelへ入力し直している
  • Excelの数字を販売管理システムへもう一度入力している
  • 数字が合わず、担当者へ確認の電話をかけている
  • 月末に複数のExcelを集めて手作業で集計している

といった、「情報を運ぶだけの仕事」が積み重なっているケースが少なくありません。

一回5分の転記でも、1人1日10回、同じ作業をする人が5人、月20営業日なら、月約83時間、年間で約1,000時間になる計算です(これは説明のための計算例で、実際の時間・回数・人数は会社によって異なります)。

実際、サイボウズが2026年に建設業従事者1,000人を対象に行った「建設業界における業務効率化の実態調査」でも、54.4%が事務作業に1日2時間以上を費やしていると回答し、29.6%が「手書きのメモやデータをExcel等へ打ち直す二重入力」を負担に挙げています(現場責任者では38.7%)。63.7%が「必要な情報を誰が持っているか、どこにあるか分からないことがある」と回答し、46.7%が月1回以上の手戻りを経験しています。

出典:サイボウズ「建設業界における業務効率化の実態調査(2026年)」

採用は、この“情報を運ぶ仕事”を減らしてはくれません。新しい人にも、同じ転記と確認を教えることになるからです。

人手不足は、これからさらに厳しくなります

「今のところ、なんとか人を確保できている」という会社にも、関係のある話です。

帝国データバンクの集計によると、2026年上半期の「人手不足」を理由とする倒産は227件で、前年同期を12.4%上回り、上半期として5年連続で過去最多を更新しました。業種別では建設業が65件でもっとも多く、倒産した企業の77.5%は従業員10人未満の小規模な会社でした。

出典:帝国データバンク「全国企業倒産集計 2026年上半期報」

採用で人手を埋め続けるという前提そのものが、これから先、今より難しくなっていきます。だからこそ、「人を増やす」以外の選択肢――今いる人数で仕事が回る仕組み――を、あらかじめ持っておく会社と、持っていない会社とでは、この先の数年で差が出ます。

だから、採用の前にやることがあります

現場ではスマートフォン。管理側ではExcel。経理では今の業務システム。それぞれの使いやすさはそのままに、「情報そのものをつなぐ」ことで変わる業務があります。

一度入力した実績を、確認にも、請求計算にも、経営者への報告にも使えるようにする。それだけで、同じ数字を何度も打ち込む仕事がなくなります。

私たちは、

  • Excelを整える:関数・入力方法・集計・ファイル構成の整理で十分な業務は、今のExcelを活かします
  • 現場入力を変える:PC操作が難しい現場には、スマートフォンやWebフォームを用意します
  • データをつなぐ:Excelと既存システムを連携し、同じ情報を入力する場所を減らします
  • SaaSを選び、導入する:勤怠・会計・ファイル共有など、既存サービスが適している業務は比較・選定・導入まで支援します
  • 情報管理環境を整える:Google Workspaceなどでファイルの置き場所とアクセス方法を整理します
  • 必要な機能を開発する:会社独自の業務や、既存サービスでは扱いづらい部分だけをシステムとして実装します

Excelが得意なことはExcelで。既存サービスが得意なことは既存サービスで。会社独自の部分は必要なだけ作る。

これを、業務整理・要件定義からシステム設計・開発・導入まで、一つのプロジェクトとして進めます。

なぜ、「作らなくていい部分」まで判断できるのか

Excel改善を勧める会社は、Excelを直します。SaaS導入を勧める会社は、SaaSを導入します。システム開発会社は、システムを作ります。私たちが介護・建設・製造の現場でゼロから業務システムを作ってきた経験は、「作るため」ではなく、「本当に作る必要があるかどうかを判断するため」に使っています。

  • 介護施設|記録システム:紙やExcelで行っていた記録を、現場はスマートフォン入力、管理側はPCで確認できる仕組みに変更
  • 介護施設|請求システム:現場で入力した実績から、請求金額を自動で算出する仕組みを構築
  • 専門工事・建設業|勤怠管理:現場のスマートフォン入力をExcel出力し、既存の管理業務と組み合わせて利用できる形に
  • 製造業|発注・製造管理:発注・製造管理システムの開発に携わり、現場の仕事を確認しながら必要な情報を仕組みへ落とし込み

こうしたプロジェクトでは、Google Workspace導入、システム比較・選定、ネットワーク周りのサポート、補助金申請サポートにも携わってきました。「Excelの前後にある業務フロー」まで見て設計してきた経験があるからこそ、Excelの整理だけで済む部分を、無理にシステム化しない判断ができます。

※上記には、チームメンバーが所属企業の業務として担当したプロジェクトを含みます。

進め方:まず、今の業務を無料で確認させてください

正式なお見積りの前に、まず現状を無料で確認させてください。Excelを整えるだけで十分な場合もあれば、範囲の大きなシステム開発に投資した方が、それ以上の効果を見込める場合もあります。実際に業務を見なければ、費用も効果も正確にはお伝えできないからです。

案件規模によって前後しますが、目安として1カ月程度をかけて、現在の業務とIT環境を無料で確認し、改善の可能性があるポイントと期待できる効果を整理します。

必要に応じて、経営者・現場担当者・事務担当者・経理担当者・管理者から話を聞き、実際に使っているExcel・紙・システム・ファイルも確認します。整理するのは主に次の6点です。

  1. 今後目指す組織(会社をどう成長させたいか、誰に何を任せたいか)
  2. 現在の業務フロー(誰が、いつ、何をしているか)
  3. 情報の流れ(どこで生まれ、誰が入力し、誰が使うか)
  4. 現在のIT環境(Excel・紙・クラウド・システム・ネットワーク)
  5. 現在の作業量(転記・確認・集計・検索・承認・月末処理・手戻りにかかる時間)
  6. 改善した場合に期待できる効果(どこへ投資すると効果が見込めそうか)

ここまでの内容をもとに、貴社が目指す方向性、予算感、かけられる時間や人員を踏まえながら、詳細なお見積りをご提案します。内容にご納得いただき、ご契約いただいてから、費用が発生します。運用変更や既存サービスの導入だけで十分な場合は、その内容も選択肢としてお伝えします。ご契約後は、Excel改善・SaaS導入・システム開発・データ連携・利用テスト・現場への説明・運用開始・改善までを、プロジェクトとして進めます。

こんな会社に向いています

  • 社員が増え、社長一人では全体を把握しきれなくなってきた
  • 現場と事務・経理で使っている仕組みがバラバラ
  • 営業・現場・事務・経理がそれぞれ別のExcelを持っている
  • 前月のExcelを毎月コピーして使っている
  • 紙・LINE・メール・Excel・システムを行き来している
  • システムを入れた後も、手入力が多く残っている
  • 経営者や一部の管理者に確認業務が集中している
  • 今後、社員・案件・拠点を増やしていきたい

こんなご相談は、他をおすすめすることがあります

  • Excelの関数修正だけを、最安値でお願いしたい方
  • すでに業務が完全にシステム化されており、追加の余地がほぼない会社
  • 大規模な基幹システムの全面刷新(この領域はチームとして経験がまだ浅く、専門性の高い会社の候補選定をお手伝いする形になります)

「向いているかどうか分からない」段階でのご相談も歓迎します。実際にお話を伺ってから判断することも多くあります。

よくあるご質問

何を変えればいいのか分からない段階でも相談できますか?

はい。現在の業務やExcel、紙、システムを確認し、今後目指す組織から必要な仕組みを整理します。

今使っているExcelも活かせますか?

はい。Excelが扱いやすい業務ではその使いやすさを活かし、集計・複数データ連携・スマートフォン入力などExcelだけでは扱いづらい部分だけ他の方法と組み合わせます。

ITが苦手な現場社員が多くても進められますか?

はい。介護・建設・製造など、IT操作に慣れていない現場社員が多い環境での導入・支援経験があります。現場はスマートフォン、管理側はPCなど、使う人に合わせて方法を検討します。

相談後は必ずシステム開発へ進みますか?

いいえ。最初の整理フェーズで業務と改善方針を確認し、Excelの整理や既存サービスの導入、運用変更だけで十分な場合はその内容をお伝えします。システム開発が効果に見合う場合のみ、内容と費用をご提案します。

費用はどのくらいかかりますか?

最初の現状確認とお見積りは無料です。内容にご納得いただき、ご契約いただいてから費用が発生します。具体的な金額は対象業務や範囲、採用する方法によって変わるため、まずは現状を確認させていただいた上でご案内します。予算が決まっている場合は、その範囲での優先順位づけも一緒に検討します。

大規模な基幹システムについても相談できますか?

全面刷新はチームとして経験が浅い領域です。より専門性の高い会社が適していると判断した場合は、候補企業やサービスの調査・比較に必要な情報整理をお手伝いします。

まずは、今起きていることを聞かせてください

「同じ数字を何度も入力している」「月末になると処理がギリギリになる」「現場から来た情報を事務で入力し直している」「システムを入れたのに手作業も残っている」「これから社員や拠点を増やしたいけれど、今の仕組みで回るか気になる」

そんな状況から、今後作りたい会社の姿、仕事、情報、Excel、SaaS、システムを一つずつ整理します。採用する前に、一度、今の仕事を見てもらいませんか。

無料相談のお申し込み

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